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つくば市という土地で扱う不倫案件 ─ 学園都市・研究都市・ハブ性の概観
浮気・不倫の調査をご相談くださる方に、いつもお伝えしているのが、「同じ不倫案件でも、扱う土地によって性格が違う」ということです。都心の繁華街と地方都市の住宅地、観光地と学園都市。それぞれに対象者の動き方も、現場の組み立ても違ってきます。
2001年からこの仕事を続けるなかで、つくば市という土地の特性を、調査の組み立てに活かしてきました。本稿では、この土地で不倫調査を行う際に意識している土地柄の特徴と、それが現場にどう影響するかを整理します。
学園都市・研究都市としてのつくば
つくば市は、筑波大学を中心とした学園都市として発展し、JAXAをはじめとする多くの研究機関が集積する研究都市でもあります。この特性が、ご依頼者・対象者の職業構成に表れます。大学の教員や職員、研究員、博士課程の学生、ポスドク、技術職など、研究や教育に関わる方が一定の割合を占めています。
これらの方々は、勤務時間が比較的不規則になりやすい傾向があります。深夜まで研究室に残る、土日も出てくる、学会や出張で遠方に出かける、海外との共同研究で時間帯がずれる。一般的な「九時から五時の勤め人」のリズムとは違う動き方をされる方が多いのです。調査の組み立てでは、こうした職業特性を踏まえた見立てが必要になります。
大病院・医療機関の集積地
もうひとつの重要な特性が、筑波大学附属病院をはじめとする大病院・医療機関の集積地である、という点です。医師、看護師、薬剤師、技師、事務職など、医療従事者の方々は、依頼者・対象者として現れる頻度が高い職種のひとつです。当直、夜勤、オンコール、緊急対応など、医療現場特有の勤務形態が、生活パターンと深く結びついています。次稿以降で、それぞれの職種について詳しくお伝えします。
TX沿線と首都圏との連動
つくば市のもうひとつの大きな特徴が、つくばエクスプレス(TX)の開通以降の、首都圏との連動性です。つくば駅から秋葉原まで最短四十五分。これにより、東京で働きつくばで暮らす方、東京とつくばを行き来して働く方が増えました。
調査の現場では、TXを使った首都圏との行き来が、生活動線の重要な軸になります。沿線の駅周辺(つくば、研究学園、万博記念公園など)が、調査の現場として浮かび上がってきます。TX沿線の地理感は、つくば市内の案件の見立てに欠かせない要素です。
周辺市町村のハブとしてのつくば
つくば市は、市内の方だけでなく、周辺の市町村にお住まいの方々にとっても、生活と仕事の中心地として機能しています。土浦、牛久、龍ヶ崎、守谷、つくばみらいなど、近隣地域から、お仕事や買い物でつくば市にいらっしゃることが日常的にあります。
これは調査の現場でも重要な視点です。ご依頼者が周辺市町村の方であっても、「現場はつくば市内になる可能性が高い」という視点を持って、調査を組み立てます。地元での目を避けるために、わざわざ生活圏を離れて待ち合わせるという心理は、よく見られる行動パターンです。
車社会と大型商業施設
つくば市と周辺地域は、いわゆる車社会の典型です。電車もありますが、生活の中心は車両移動。大型商業施設が点在しており、それぞれが大規模な駐車場を備えています。これも、つくばの案件の風景に影響する要素です。
サービス業の充実
つくば市は、美容室、エステサロン、カフェ、飲食店など、生活を支えるサービス業が充実した街としても知られています。これらの業種で働く方々も、案件として現れる職種です。
結びに
つくば市という土地で扱う不倫案件は、学園・研究・医療・TX沿線・周辺ハブ・車社会・サービス業の充実という、複層的な特性のなかで起きています。これらを理解しているかどうかで、調査の組み立ての精度は大きく違います。一般論ではなく、つくばという土地に根ざした調査として、案件を扱っていきます。次稿以降では、職種別・地域別の特性に踏み込みながら、つくばならではの不倫調査の風景をお伝えしていきます。