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  • 配偶者からの逆探知への備え ─ ご依頼者を守るための準備

    浮気・不倫の調査をご依頼くださる方からときどき伺うのが、「調査をしていることを、配偶者に勘づかれないか」というご質問です。とても自然な心配です。仮に調査の存在が伝われば、対象者の警戒度が一気に上がり、ご依頼者ご自身が家庭のなかで気まずい立場に置かれることもあります。

    2001年からこの仕事を続けるなかで、ご依頼者を守るための「勘づかれない備え」は、現場技術と同じくらい重要だと感じてきました。本稿では、その備えについてお伝えします。

    ご依頼者ご自身が原因を作らないために

    勘づかれる原因の多くは、実は調査会社側ではなく、ご依頼者ご自身の行動から生まれることが少なくありません。ご相談の後、配偶者に対して不自然に距離を取る、急に質問の仕方が変わる、表情が硬くなる。こうした変化は、配偶者に敏感に察知されやすいものです。私たちは、初回の打ち合わせで「これまでと同じ日常を、できるだけそのまま続けてください」とお伝えします。日常の継続こそが、最大の備えになります。心の中で大きな出来事が動いている時に表面の日常を保つのは難しいことですが、ここでの数週間の踏ん張りが、後の成果とご自身の立場の安定を支えます。

    調査会社側でも気配を消す

    備えとして、私たち調査会社の側でも、さまざまな工夫を重ねています。同じ風景を作らないこと、人目を引かないこと、長く同じ場所に留まらないこと——気配を消すための技術は、現場の経験のなかで磨かれてきたものです。具体的な工夫の中身は手の内に関わるため控えますが、対象者にも近隣の方にも違和感を与えない動き方を徹底しています。

    「もしも勘づかれた場合」の備え

    万全の備えをしていても、偶然の察知のリスクはゼロにはなりません。私たちは、勘づかれた場合も最初から想定しておきます。ご依頼者には、「配偶者から『誰かにつけられている気がする』といった話が出たら、すぐにご連絡ください」とお伝えします。連絡があれば、調査の動きを一時停止し、状況を冷静に見直します。無理に動き続けて勘づかれた状態が深まれば、調査全体が頓挫します。早めに気づき、早めに止める。これが二次的な備えです。再開のタイミングも、警戒度が下がるのを待って慎重に判断します。

    家族や知人を「巻き込まない」配慮

    もう一つ大切なのが、ご依頼者の家族や知人を、調査に巻き込まない配慮です。関係者が増えるほど、情報が漏れるリスクも上がります。家族の何気ない一言、友人との会話での不用意な発言が、回り回って対象者の耳に届く可能性があります。調査の存在を知る人を、できる限り少なく保つことをお勧めします。ご相談の窓口として、守秘義務のある私たち調査会社を活用していただくことも、選択肢の一つです。

    結びに

    配偶者に勘づかれない備えは、調査の成果を守ると同時に、ご依頼者ご自身の生活と立場を守るための準備でもあります。ご依頼者の側で日常を保つこと、調査会社の側で気配を消すこと、勘づかれた場合のシナリオを共有しておくこと、家族や知人を巻き込まない配慮。これらが揃ってはじめて、調査は安全に前へ進みます。表に出ない準備の一つひとつが、最後の結果の確かさを支えます。

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