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  • 単身赴任の生活パターンの読み方 ─ 平日の見えない時間に何が起きているか

    単身赴任先での不倫調査では、対象者の「平日の見えない時間」をいかに捉えるかが、成果を大きく左右します。家庭にいる時間と、単身赴任先での時間。この二つの生活は、しばしば別人のような顔を持ちます。

    2001年からこの仕事を続けるなかで、単身赴任案件で最も重要なのは、対象者の「もうひとつの日常」を立体的に把握する力だと感じてきました。本稿では、その捉え方の考え方をお伝えします。

    家庭での顔と、赴任先での顔

    長く単身赴任先での調査をしていると、対象者が家庭で見せている顔と、赴任先で見せている顔の違いに、ご依頼者ご自身が驚かれることがあります。家庭では物静かな方が赴任先では社交的だったり、その逆だったり。人が場所と相手によって違う顔を持つこと自体は、自然なことです。けれど、その違いのなかに、家庭との約束を超える動きがあるのかどうか。それを冷静に確認するのが、私たちの仕事です。

    「見えない時間」をどう捉えるか

    単身赴任の生活には、平日のリズムと週末のリズムという、二つの異なるリズムがあります。平日は勤務先と居所の往復が基本で比較的単調ですが、そのなかに変化が混じることがあります。週末は、帰省するのか、赴任先で過ごすのか、別の場所へ出かけるのか。こうしたリズムの全体像を捉えることで、対象者の単身赴任先での生活が見えてきます。どこに注目し、どう確認するかという具体的な視点は、当事務所が長年培ってきたものであり、ご依頼のなかで実際の調査として組み立てます。

    ご依頼者の気づきが力になる

    家庭のなかでの細やかな観察は、ご依頼者にしかできません。ふとした表情の変化、何気ないやり取りで急に黙り込む瞬間など、ご依頼者が感じ取った小さなサインは、調査計画の精度を高める貴重な情報になります。家庭のなかの観察と、現場での冷静な確認。両者を組み合わせることで、見えにくい時間帯の輪郭が浮かび上がってきます。

    結びに

    単身赴任の生活パターンの読み方は、家庭の中で得られる情報だけでは届かない領域です。距離が遠い案件ほど、観察の精度が問われます。机の上の準備と現場の動きを丁寧に組み合わせて、見えにくい時間帯のなかに、見るべきものを見つけ出す。単身赴任案件は、調査会社の地力が試される領域だと、改めて感じています。

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